ゲームで「抜ける子」を決めるときに使う、フランスの短いわらべうたです。数える子が子どもたちを順番に指さしていき、最後の言葉で指された子が輪から抜けます。今では歌として知られていますが、古い本を見ると、もとは数え遊びだったことがわかります。
うたのことば
Une souris verte
Qui courait dans l'herbe:
Je l'attrape par la queue,
Je la montre à ces messieurs,
Un, deux, trois.
C'est toi !
知っておきたいこと
意味
緑のねずみが、草の上を走っていたよ。しっぽをつかまえて、紳士のみなさんに見せるよ。ひとつ、ふたつ、みっつ、それはあなた!
あそび方
数える子がうたいながら、子どもたちを一人ずつ順番に指さします。強く言う言葉ごとに一人ずつ指さし、「toi」で指された子は抜けます。最後の一人になるまで、遊びを続けます。
歴史
このうたについて
『Une souris verte』はフランスでもとくによく歌われる童謡のひとつですが、古い本を見ると、もとは鬼決めうたでした。最後に数える子が一人に当たり、その子が抜けるのです。1883年、民俗学者のウジェーヌ・ロラン(Eugène Rolland)は、フランス各地から、女の子の名前が出てくるものや金色の馬が出てくるものなど、いくつもの結びを集めました。ねずみを油と水にひたす、おなじみの場面が印刷物に現れるのはずっと後のことで、今歌われている長い歌詞は、古いうたの一部ではありません。緑のねずみが何を意味するのかは、初期のどの資料にも説明がありません。
出典と権利
- このうたの作者は不明で、昔から伝わるものです。ここでは、1888年の『Revue des traditions populaires』に印刷された短い形を載せています。ウジェーヌ・ロランは1883年に、これに関連する鬼決めうたを印刷しています。
- 意味、遊び方の説明、背景の文章は、私たちが自分たちの言葉で書いたものです。
- このページに録音や旋律はなく、そうしたものを私たちのものだと主張することもありません。


